夜勤を終えて、家に帰った。やはりこの時期にバイクは寒すぎる。だが、悪くないなぁ、風になれる。

家に帰り、犬の散歩とごみ捨てに行く。もう家の前の畑も、霜が降りて、白粉を塗ったようで綺麗である。

やはり冬は空気が澄んでいて美味しいし、寒いのは嫌だが、寒さが心地よい時もある。何にするにも、良い悪いはなににでもあるものだ。

床暖房の効いたリビングで目玉焼きと、スープ、白米を頬張る。いい朝だ。

床に転がり込んで、年老いた猫を撫ぜる。嗚呼、なんて幸せなのだろう。だがこのまま眠っては行けないので、追い炊きをかけた風呂に飛び込む。風呂ってなぜあんなに心まで温まるのだろう。家の中で3番目に好きな場所である。

風呂を出てスマホをいじったりなんかして、10時半には眠りに落ちた。今日はよく寝た。17時40分頃だろうか。目が覚めた。下では母親が包丁で何かを着る音が響く。暖かい毛布の中でその音を聞いていると、妙に心地よかった。風呂を洗い、シャワーを浴びて、母親の作った晩御飯を食べる。味付け肉だ。すこぶる美味い。今日も頑張ろうという気になれる。今週行けば、長期休暇なのだから、頑張ろう。